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 ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。

京都五山「禅」の文化展・1 [スケッチ]

 東京国立博物館で「京都五山 禅 の文化展」が開催されることを新聞広告で知った。ポスター写真に惹かれた。異様ともとれる形相の僧二人の彫像。名のある僧に違いない。是非見てみたいと思った。

  開催期間中、炎暑の日の多い中、処暑の日が比較的暑さも緩んだので、いそいそと出掛けた。しかし、誰の思いも同じ、かなりの混雑。正面から描きたかったが、監視員の目もあり斜め横の柱の陰から写生した。とにかく鑑賞する人が多かったため、写生対象を三点に絞り、一ヶ所に余り時間を要しないように気をつけながら、三体を行きつ戻りつした。いずれも鎌倉、室町時代の彫像で、写実的で、目には水晶を使い、ほぼ実物大に造られており、高僧ご本人と対峙しているような迫力を感じた。人柄が彫像のなかからあふれ出るようで、彫像作者の力量のすごさも併せ感じた。

 癡兀大慧坐像(ちこつだいえざぞう)スケッチ      重要文化財   鎌倉時代 愛媛・保国寺 所蔵

 東福寺開山円爾(えんに)弁円の弟子で東福寺第九世癡兀大慧(1228-1312)の肖像彫刻。肥満した身体、にらむような表情は本展に出品される願成寺所蔵の肖像画と共通していますが、風貌はやや異なります。同じく出品される願成寺所蔵の遺偈の、のたうつような筆致と併せて、気骨ある人柄が偲ばれます。   (国立博物館HPより)

 博物館前のポスター写真

  俳 「今日の秋禅の文化の展示見る」  よしあき

  

 

 

 

 

 

 


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