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 ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。

京都五山「禅」の文化展・2 [スケッチ]

 同展の2躯の高僧像が並ぶポスターのもう一方が「無関普門坐像」、一見して特徴あるその眼に関心が奪われる。最も人気のある(?)2躯は、並んで展示されており常に多くの拝観者がいた。「無関普門坐像」も真横からの写生となり眼の特徴を表すことは叶わなかった。

 「無関普門坐像」スケッチ     重要文化財 鎌倉時代 京都・龍吟庵 所蔵

 横顔は、頭の形がよく、優しげな表情。正面から拝見すると、眼はやや垂れ気味、眼光は鋭く、口元は引き締まり、「安心立命」(あんじんりつめい)の境地にたたれたであろう無関普門の姿が、彫像作者の手によって見事に表現されていると感じ入った。

 東福寺開山の円爾弁円の弟子で東福寺第三世、南禅寺の開山となった無関普門(1212-1291)の肖像彫刻です。眼に疾患があったらしく、疣(いぼ)を含め個性的な表情が写実的に表されています。肖像画は今回出品される南禅寺のもののほか、数点が知られています。画像では三角形の眼がやや誇張して描かれ、この彫像の方が真実味があります。この像を安置した檀の内部には石塔が置かれ、塔の下に銅製の骨蔵器が埋められていました。今回は、この骨蔵器も出品されます。(東京国立博物館HPより抜粋)

 国立博物館ポスターより

  俳 「新涼や禅高僧の像浄し」  よしあき

 

 

 

 

 

 

 


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