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 ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。

京都五山「禅」の文化展・3 [スケッチ]

 ご承知の通り京都五山とは上位別格の南禅寺より順に天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺を指す。この展覧会は、足利義満六百年御忌を記念して京都五山を始めとして全国主要寺院から寄せられた仏像、禅僧肖像画、肖像彫刻、墨蹟等々、230点が展示されている。

 絶海中津坐像(ぜっかいちゅうしんざぞう)スケッチ  室町時代 京都・慈済院蔵

 小生がこの像に惹かれたのは、お顔が郷里の菩提寺の住職に似た風貌で親しみがもてたこと。温和な表情で何人の心も和ませてくれるような感じが像全体からあふれ出ているようで、室町時代に入っても写実を重視する作風が鎌倉時代から引き継がれていることが見てとれた。

 絶海中津(1336-1405)は、南北朝、室町初期の五山の詩僧、土佐の人。蕉堅(しょうけん)とも号した。夢窓疎石の弟子。明に留学し帰国後、恵林寺、相国寺、南禅寺等に住し、僧録として五山禅林を統括した。詩文集に「蕉堅稿」があり、義堂周信とともに五山文学の代表者。 (マイペディアより抜粋)

 「僧録」:禅宗の僧職。五山十刹およびその諸流の禅寺を統括、人事をつかさどった。

  俳  「新涼の禅展に多し異邦人」  よしあき

 

 

 

 

 


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