平安神宮・神苑の「花菖蒲」 [アクリル画]
花菖蒲 3号・黒の紙にアクリル絵具
先日の上洛の際に
花菖蒲が見ごろだろうと
平安神宮へ出かけた
何回詣でても、この極彩色には馴染めない
拝殿で参拝の後
神苑へ入場
外国人が多い
池泉回遊式庭園は
神殿を見たあとでは
ホッと安らぐ
お目当ての花菖蒲は
ちょうど見ごろだった
絵を描く人も、2~3人見かけた
なかなかの腕前の人ひとり
CDのケースをパレットとして使っていた
いかにも描きなれた感じで
立ち止まり、遠慮勝ちに見入った
今回の絵は
以前に一度試みたが
ブロック水彩紙の表紙の
表面がツルツルした黒い紙
今回は、アクリル絵具で
挑戦してみた
ペインティングナイフで下地を擦り込み
油絵用の豚毛の筆で描く
細かな表現には
紙が小さすぎた
アクリル絵具の扱いは
まだまだ、これからだ
はなびらの垂れて静かや花菖蒲 高浜虚子
石峰寺・五百羅漢と伊藤若冲:8 [アクリル画]
羅漢像 4号・アクリル絵具
実像写真
いつの間にか
このシリーズも8回目となりました
今日の羅漢像
何か怒りの形相に見えます
本来の羅漢は
小乗仏教では
仏弟子の最高位とされています
座禅を組み
煩悩をすべて断滅して
無念無想の境地にあるはずの羅漢
ところが、数多くの羅漢像には
喜怒哀楽のさまざまな表情が表れています
如来、菩薩ではこの表情を表すこと
おそれ多い
衆生では身近すぎる
そこで、煩悩と闘う姿を
羅漢に託したのではないだろうか
以上は、私の浅はかな考えですから
どうか、お忘れになってください
さて、今回の絵は
アクリル絵の具を
初めて、使ってみました
例によって、予備知識は皆無に近く
行き当たりばったりの
挑戦です
乾きが早いのが特徴で
不透明水彩と油絵に近い感覚でした
透明水彩は
この梅雨の時期
乾きが遅いため
先へ進むには時間がかかり
さて、どうしようか
あるから、使ってみようか
さて、出来栄えは
良いわけがないですね
この絵の具は、乾きが早い反面
一度絞り出した絵の具は
再利用できないのが難点で、不経済です
さてこの先、どうしようと
考え込んでいるところです