ひめゆり部隊

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　「ひめゆりの由来」

　　　　　　　　　　太平洋戦争末期、1945年３～６月の沖縄戦に動員された

　　　　　　　　　　沖縄県立師範学校女子部と県立第一高等女学校の合同の

　　　　　　　　　　従軍看護隊の通称、部隊名は両校のシンボル<白百合>　

　　　　　　　　　　と<乙姫>からとられた。

　　　　　　　　　　ひらかなで「ひめゆり」となったのは戦後のこと。

　　

　

　　ひめゆりの塔の洞窟　　　　　　　　　　　　　　　　　3号・透明、不透明混用

　

　　　　　　　　　　現在、ひめゆりの塔がおかれる伊原第三外科壕跡

　　　　　　　　　　絵の左には次の絵の塔が、また、右側には、

　　　　　　　　　　大きな石碑が建立されている。

　　　　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　　　　　米軍の沖縄上陸作戦が始まった1945年3月

　　　　　　　　　　ひめゆり部隊、生徒222人、教師18人は

　　　　　　　　　　那覇市の南東5キロにある南風原の沖縄陸軍病院に配属された

　　　　　　　　　　蟻の巣のように堀めぐらされた横穴の壕に

　　　　　　　　　　二段ベッドが置かれただけの施設だった

　　　　　　　　　　その後、米軍の進攻と共に南へ、南へと追われ

　　　　　　　　　　現在のひめゆりの塔の立つ洞窟にまで、たどり着くが

　　　　　　　　　　1945年6月18日、いきなり「解散命令」が出され

　　　　　　　　　　米軍が包囲する戦場へと放り出される

　　　　　　　　　　砲弾によって死亡する者もいたが

　　　　　　　　　　米軍による投降の呼びかけにも応ぜず

　　　　　　　　　　最後は、洞窟へのガス弾攻撃によって多くの犠牲者が出た

 

　　　　　　　　　　日本軍は、米軍の本土上陸を一日でも遅らせるため

　　　　　　　　　　壕に潜んでの防衛・持久作戦をとった

　　　　　　　　　　沖縄を守備するため、軍は県民の根こそぎ動員を企てる

　　　　　　　　　　同時に、学徒隊を編成して生徒たちの戦場動員を強行した

　　　　　　　　　　その結果、12万人余の沖縄住民の犠牲をうんだ

 

　　　　　　　　　　夢見る年頃のごく普通の明るい青春を

　　　　　　　　　　戦時色に塗り替えた「戦争と教育」・・・

　　　　　　　　　　

コメント 25

純粋な気持ちで、
暗い地下で看護に献身し、
軍とともに南下し、
突如の解放後も投降せず、
ああ、哀れですね。
by manamana (2008-04-01 07:17) 

この頃は既に制海権もなく、沖縄から離れることはできなかったでしょう。投降しろと言われても、相手は自分の親、兄弟が殺し合いをしている人たちで、うっかり出て行けば殺されるかも知れない。想像を絶する世界だったと思います。
by satoshi_ (2008-04-01 09:06) 

納豆(７１０)な奇人　さん
おはようございます。
nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 11:33) 

manamana　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
平和のありがたさを痛感しました。
若い人たちにも知っておいて欲しいですね。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 11:38) 

satoshi_　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
切ないですが、知っておいて良かったと思いました。
沖縄県民は、現在でも、なお虐げれられていると、悲痛な気持ちになりました。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 11:46) 

ひめゆり部隊のお話は映画で何度か見ましたが悲しいですね。
戦争は悲惨ですね。
by yukitan (2008-04-01 14:05) 

yukitan　さん
こんにちは。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
沖縄県は、本土の防護壁みたいな役割を負ってきて、申し訳ない気持ちがします。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 18:03) 

eyesman　さん
こんにちは。
nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 18:04) 

takagaki　さん
こんにちは。
nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-01 18:05) 

ここは見ておかないといけない場所の一つですよね。
by skullmania (2008-04-01 22:10) 

最前線で戦われた沖縄の方はもちろん他の激戦地区で敵国と戦われた方がいたから、我々は今のような生活が送れているということを肝に銘じないといけませんね。
戦争を知らない世代で片付けてしまわないで、日本人がされたこと、日本人が他国にしてきたことを正確に理解し、伝えていかなければいけないのでしょう。

by schnitzer (2008-04-01 22:22) 

悲しい！この時代に生まれなくて良かった！絵のコメント出来なくて済みません・・・・・・
by トータン (2008-04-01 23:22) 

schnitzer　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
おっしゃるとおりだと私も思います。
最近は、平和のありがたさを実感する反面、ボケが加わった気がします。

by よしあき・ギャラリー (2008-04-02 05:25) 

skullmania　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。

by よしあき・ギャラリー (2008-04-02 05:26) 

トータン　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
これを絵にするのは難しいです。私も、逆の立場だったとしたら、コメントの仕様がないと思います。奥の暗さからは、叫びだけを残す魂が見えたような気がしました。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-02 05:32) 

デザイン屋　さん
おはようございます。
nice　ありがとうございます。
せっかくいい気分でお帰りになったのに、暗い記事ですみません。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-02 05:33) 

おはようございます。
史実から目を逸らすことはしていません。
でも、哀しくて哀しくて・・・・。
by つなみ (2008-04-03 00:54) 

つなみ　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
本当に切ない思いでした。一度は正面から向き合っておかないと父や兄に申し訳ないと思い続けていました。
今回で、念願が果たせた想いです。
　
by よしあき・ギャラリー (2008-04-03 05:55) 

ひめゆりの洞窟は霊感がある人が行くと気分が悪くなったり、その場にいられなくなったりするそうですね。
by ミクロ博士 (2008-04-03 11:34) 

ミクロ博士　さん
こんにちは。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
私は、その霊感を感じ取りたくて、10分ほどの時間でしたが、見つめ続けていました。青い点、赤い点は、魂の叫びを表したつもりです。機会があれば、また行きたい所です。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-03 14:00) 

はっこう　さん
こんばんは。
nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-05 19:39) 

戦争は悲しみしか生み出さないし
戦争で幸せになれる人はいないですよね。
これからの日本、大丈夫なんでしょうか。
教育現場を見ても国旗や国家について、押さえつけるような国のやり方に
将来の不安を感じます。
このままじゃまた同じ過ちを繰り返すのではないかと。
by kana (2008-04-06 00:21) 

kana　さん
おはようございます。
nice　＆　コメント　ありがとうございます。
私の場合、身内で体験者がいて、亡くなりもして、その悲惨さは少しは分かっているつもりでしたが、現実は筆舌で表すことのできないものと感じました。
経済的には、奇跡的な復興を成し遂げた日本ですが、国家権力が深く静かに、再び同じ過ちを犯す道を歩みつつあることは、事実のようです。
これからの時代を担ってゆかれる皆さんは、平和ボケに陥らず、一人ひとりの平和を力強く守りぬく自覚が必要だなと感じます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-06 06:40) 

yukindo　さん
おはようございます。
nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-08 05:45) 

enosan
おはようございます。
病をおして、nice　ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2008-04-13 07:51)