新宿眼科画廊 [雑感]
昨日、6月30日
東京新宿区にある 新宿眼科画廊へ出かけました
KAZUYA さんの出展です
この画廊はその名前の特異性もあって
以前から存在は知っていました
KAZUYAさんとは
ブログを通したお付き合いで
その個性豊かな作風に心酔しているところです
以前から作品を直に拝見したいと思っていたのですが
ようやく、このグループ展でその一部に触れることができました
KAZUYAさんの作品はブログをご覧いただければ
その素晴らしさがお分かりいただけると思いますが
私は今回PC画面でないナマに近いものを観ることが出来ました
KAZUYAさんの出展はポートフォリオ(作品ファイル)で
実作品ではないのですがエキスを感じとれたような気がしています
ご本人にお目にかかることは出来ませんでしたが
まだまだお若いので前途は洋々としていると思われます
やはりアート作品は直に観るのが一番だとあらためて感じた次第です
展示されている他の方の作品もそれぞれの個性にあふれていて
表現の多様性を知るうえで良い勉強になりました
この展覧会は
7月7日(水)まで開催されています
私が面白いと感じた作品(画廊の方にお断りして撮影しました)
未だ木鶏たり得ず [雑感]
「木鶏」を広辞苑で繰ると
[荘子] 木製のにわとり。強さを外に表さない最強の闘鶏を例える
とある。
昭和14年、私が生まれる前の話だが
大相撲の双葉山は連勝記録を69で止められた夜
友人宛に イマダ モッケイタリエズ と電報を打ったという。
先日、白鵬が琴欧洲に連勝を止められたとき
インタビューでこの双葉山の話をとりあげていた。
勝敗にとらわれぬ無心こそ最大の武器
強さを誇示するのは、まだ未熟ということ。
そのように教える木鶏寓話が
中国の古典、「荘子」のなかにあって
道を求める者の間で
例え話に用いられているようだ。
若干26才でこの心境を得た双葉山は立派だが
この教えを、咄嗟に披露した白鵬にも
うならせるものが感じられた。
さて、我が身はと振り返ると
内心忸怩たるものがある。
先日
拙ブログがいただいたniceの数が
9000を超えた。
この辺りから
10,000 という数字に欲を持ち始めた
目先のniceを意識するあまり
無意識ではあるが
媚びが絵の中に現れだしたようだ。
これで数字が伸びるはずがないのに
ムキになってしまった。
自分に甘く妥協し
アップを続けた。
先日の某氏からいただいたコメントに
眼が覚める思いがした
柔らかく警報を発令していただいた。
元来
透明水彩にこだわりを持ち
絵の具と水の関わりを
とことん追求するはずの
自分の姿勢が
今、崩れかけている。
最近は
自分の絵が、上手く行かないとき
他の画材を
補修用に使っている
一見、綺麗に見えるが
絵肌は決して美しくはない
こんなことでいいの ?
某氏は、そう言いたかったに違いない
自分自身に対する
妥協というものは
一旦、始めると
歯止めがきかなくなる。
2年ほど前に描いた絵を見て
自分でも、あっ、いいあな~ と思うことが
最近多い。
今は、数多く描くことにより
技術感覚は上がっているのだろうが
一番大切な無心さが欠けている。
数字に追われるのは
現役時代で懲りているはずなのに・・・
情けない性としか言いようがない。
ブログ開設2周年を前に
しばらく自分を見つめ直したいと思います
皆様の元にお邪魔するのは
少しばかり先になります
どうぞ、悪しからず
お願いいたします。
5年前に描いた、私のお気に入りの静物画
作品B・進捗状況 [雑感]
いやいや
何の関係もない
伊豆下田の
水性ペンのスケッチです
新年から古い絵の披露で
恐縮です
60号の紙に
数多くの羅漢像を描く作業は
遅々として進みません
全体の下書きができた時点で
アップしたいのですが
・・・・・・・・・・
言い訳になりますが
お正月は
何かと落ち着かないものですね
日比谷公園での
「年越し派遣村」の活動には
毎日救われる思いで
見守っています
私たちもできることを手助けしたい気持です
箱根駅伝は
お正月の風物詩ですね
ハラハラドキドキのドラマです
絵を描くつもりが
結局
例年通りハマってしまいました
これでは
先が思いやられる ?
いや、日常に戻ります
呑気な便りです
悪しからず
ご容赦を <(_ _)>
特別便 「困った時はお互い様・できることから」 [雑感]
困った時はお互い様
昔、亡くなった母からよく聞かされた言葉
今の世相が一番必要としていること
食べるものに困って無銭飲食
外国人労働者が失職し、帰国費用が欲しくて強盗
今は、毎日、このようなニュースが流れている
心が痛みます
自分がこのような立場になったらどうしよう
昨日、街を歩いていて
路上生活者の身の回りの生活必需品を見かけました
ご当人はいませんでしたが
この寒空に・・・・・
と思うと
反射的に手元の千円札をその荷物の間に入れました
それで何がどう変わるものでないかもしれません
ほかにも困った人はたくさんいる
また、それらの困った人達を支援する団体も必死に活動しています
しかしそれだけでは足りないでしょう
支援の輪を広げたいですね
みんなで、知恵を出し合って助け合えたら
こんなに素晴らしいことはありません
そんな綺麗ごと ?
そうかもしれません
でも、目の前に困った人を見かけたら
それに手を差し伸べることは
人間の基本だと思うのです
人の善意を逆手にとって悪を働く人も多いです
でも、だますより、だまされる人の方が人間として上等です
だます人も、生まれたときから人をだまそうとしていたわけではありません
育った環境がそうさせてしまったわけです
さて、私にできることは何だろう
人から押し付けられるのではなく
自分の意思で動きたい