京都府亀岡市・東光寺

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丹波七福神めぐり第七番、福禄寿の東光寺。薬師如来を安置する臨済宗の寺院。

喧騒の京都から山陰線で４０分の移動で、豊かな自然あふれる亀岡駅に到着する。七福神めぐりは、ハイキングコースとなっており、新緑の芽吹きの頃に始まりゴールデンウイークをピークに人出が多くなる。紅葉の秋、時折見せる雪景色と、四季を通して昔懐かしい風景を満喫できる。明智光秀の「亀山城」の城下町でもあり、由緒ある神社、仏閣が多い。

ご住職は、「福禄寿」に似た元・サラリーマンで、小生の尊敬する先輩です。

３月下旬、紅梅が盛りで、枝垂桜が咲き始めの頃、前触れもなく訪れた。山門を抜けると紅梅が目前にあり、左には福禄寿の像が佇み、山を背に本堂が姿を見せる。誰も居ない本堂に入り込み合掌していると、ご住職が挨拶に見える。小生を見てびっくり仰天。

スケッチの後、近所の食事処で杯を傾けながら旧交を温める。「友あり遠方より来る、また楽しからずや」だったら良かったのだが、何時もにこやかな先輩のこと、実はご迷惑だったかもしれない。アポをとることは基本的な礼儀、進歩のない後輩である。ひたすら、自戒。