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 ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。

バリ島・スミニヤック [水彩画]

 その昔、わが国経済がバブルの崩壊の兆しを見せ始めた頃、小生はまだ、現役でバリバリを仕事をしていた。周りの多くの人達が海外旅行をする中で、精神的に余裕がなく、ただ自分がやらなければ誰がやるくらいの気持ちで粋がっていた。そんな時、関連会社へ出向の話があり、糸の切れた凧状態となった。「フッ」と、気が抜けて、椰子の木を見てみたいな、と思いました。1週間の休暇をとって、バリ島へ向かいました。

 12月初旬、深夜に現地空港に着陸。初めての入国手続きに手間取り、さらに現地係員がなかなか見つからず、途方にくれていたところ、ようやく発見?されて、彼のの案内で20分くらい車で移動、ようやくスミニヤック地区の「インペリアル・バリ」に到着した。家を出てから、17時間を要した。ひたすら疲れ果て、寝る支度だけして就寝。翌朝の室外は、目を瞠る光景。色とりどりの大きな草花にあふれ、南国を実感した。もちろん、憧れの椰子の木も一際高く、あちこちに立っていた。

 庭園内を散策、すべてが大きく、彩りも華やか、「非日常」という言葉を実感した。

 海からホテルの全景?を見渡す。山の方向に黒い雲が近づき、スコールの接近かと慌てて建物に向かう。

 あの時から十数年が経ってしまったが、心の中の風景は、滞在期間の始めと終わりを行ったり来たりする。出来ればまた行ってみたいと無い物ねだりをする。

 今年の今日も暑いですね。暑さだけはバリ島です。

  輩句 「蝉時雨けふかぎりとぞ鳴きにけり」  よしあき

 

 

 

 

 

 


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