ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。
晩秋の奈良:5「薬師寺」Ⅱ [淡彩スケッチ]
私たちは(家内が同伴した)、近鉄橿原線「西ノ京駅」から北口の拝観受付から入り、左側(東側)、回廊の外側を歩いた。それが順路かどうかは分からない。小生には、何でもそうなのだが、受付でいただく案内図といったものにしたがって見る、歩くということに無頓着な傾向がある。直感的に雰囲気の良い方へ向かって歩く、偏屈といえばそうなのかもしれないが、思わぬ発見があることも事実だ。その代わり、大切なものを見落とすこともよくある。今回は、良い方に当たった。東塔と並ぶ、本寺の国宝「東院堂」が、回廊の外側に静かに鎮座していた。
国宝・東院堂 はがき大
絵には見えないが、お堂の前の通路の反対側に、平成時代に入って造られた朱色の回廊が平行して建っている。 この「東院堂」は、1285年に再建されたもので薬師寺では、建造物としては二つある国宝の一つとなっている。
この絵は、楽譜ペンで輪郭を描き、軽く色をのせた。楽譜ペンは、水性のため水彩絵の具と合わさると両方が滲んでしまうが、その滲みを活かせないかと試みた。楽譜ペンは、ペン先が合成樹脂(プラスチック?)で出来ており、滑らかに描け、水彩絵の具と滲むと色がグレーがかり色を抑える効果があり、時々使用している。今回のシリーズもこのペンを使った絵が多い。
次回は、東院堂に安置される「聖観音菩薩立像」について掲載の予定。
絵画には油絵と水彩画くらいしか知らなかった私ですが、いろんな技法があることも教わりました。
by enosan (2007-11-14 10:06)
takagaki さん、niceありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-14 11:28)
enosan
いつも、nice と 率直なご感想をいただきありがとうございます。
どの道もそうなのでしょうが、過去の技法、自分で見つけ出していく画法と、際限のない奥深いものだと思います。いまだに、入り口付近をうろうろと迷ってばかりです。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-14 11:34)
こんなバランスの取れた絵が描けたらな~といつも思います これだけ画けたなら 模型は止めてしまうかも・・・・・・・ 私には才能というものがありませんので無理です
by トータン (2007-11-14 19:07)
うわぁ、ステキ!
奥行きと趣が整ってるなあ、って思います。
自然な整合性ってこういうことなんでしょうねぇ。
by つなみ (2007-11-14 23:13)
トータン さん
nice & コメント、ありがとうございます。
トータンさんは、絵よりも鉄道が好きで、そのほうを選択されたのかなと思います。どちらを選ばれても職人技を発揮されるでしょう。私の方は、絵の才能があるなどと思ったことはなく、ただ、好きなだけです。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-15 08:11)
つなみ さん
nice & 素敵なコメントをいただき、ありがとうございます。連日のご訪問で恐縮しています。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-15 08:34)
S・N・O さん
nice ありがとうございました。
by よしあき・ギャラリー (2007-12-31 21:35)