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 ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。

晩秋の奈良4:「薬師寺」Ⅰ [鉛筆スケッチ]

 薬師寺が、藤原京に伽藍の完成を見たのは西暦698年といわれている。平城遷都に伴い現在地に移転したのが718年。その後、数次の災害と、兵火によって、創建当初の建物は東塔が残るだけとなっている。

 国宝・東塔                          4号

  天平2年(730年)建立。各層に裳階(もこし)を付けているために六重にも見える三重塔。塔頂相輪の水煙に透かし彫りされた24対の飛天も名高い。この相輪の水煙の素晴らしさは、和辻哲郎も著書「古寺巡礼」の中で絶賛している。ただし、相輪は高所にあるため、離れた場所から双眼鏡で鑑賞したと記されている。双眼鏡を持たない人のため、また、詳細を鑑賞するには、塔の1階に石膏の模作があると、「古寺巡礼」には記されているが、小生はこのことには気づかなかった。

 薬師寺について、このシリーズでは、国宝・「東院堂」とその中に収められた、同じく国宝・「聖観音立像」を中心に紹介する予定です。

  薬師寺公式HP

        http://www.nara-yakushiji.com/index.html

  

  (追記) 裳階:建物の軒下壁面に造られる庇様の差し掛け。これのある建物を雪打造(ゆたづくり)という。法隆寺金堂、薬師寺三重塔に見られる。--「広辞苑」より

 

 

 

 

 


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enosan

あれっ、三重の塔だったの、私は深く考えたこともなかったが「もこし」なるものをつけているんだね。行ったことはあるがホームページで見るのは始めてです。塔自体もきれいだが鉛筆スケッチよく感じがでているね素晴らしい。
by enosan (2007-11-13 10:39) 

よしあき・ギャラリー

enosan
nice & コメントありがとうございます。
このお寺は、古いものが少なく、色鮮やかな比較的新しい建物が多いので、単独で塔を描いて、色をつけないほうがこの東塔にはふさわしいと感じました。
私は、かなりいい加減な人間なのですが、不特定多数の方に情報を発信するので、少しは事前調査をするようになりました。勉強になります。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-13 11:44) 

よしあき・ギャラリー

takagaki さん 
nice、ありがとうございます。お手数をおかけします。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-13 16:18) 

チャッピィー

こんばんは。
ブログにご訪問頂き有り難う御座いました。
素敵な絵ですね・・
只今、皆様のブログを拝見し、ブログ作成の
勉強中です・・
此からも宜敷 お願いします。
by チャッピィー (2007-11-13 19:26) 

よしあき・ギャラリー

チャッビィーさん
nice & コメント ありがとうございます。先日、お名前を間違えてしまいました。大変失礼いたしました。私は、6月からブログを始めた初心者です。チャッビィーさんがおっしゃるように、皆様のブログを参考に進めております。まだまだ、分からないことが一杯です。こちらこそ、よろしくお願いします。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-13 20:02) 

つなみ

鉛筆スケッチ、タッチがステキ!
私、奈良で見たことがあるのですが、建物の角度や樹の感じ、雰囲気がすごくいいですネ!うっとりしました。
by つなみ (2007-11-14 00:11) 

よしあき・ギャラリー

トータン さん
nice ありがとうございます。近いうちお邪魔します。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-14 05:38) 

よしあき・ギャラリー

つなみ さん
nice & コメント、ありがとうございます。コメント、とくに嬉しく拝見しました。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-14 05:41) 

よしあき・ギャラリー

S・N・O さん
nice ありがとうございました。
by よしあき・ギャラリー (2007-12-31 21:36) 

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