ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。
晩秋の奈良:7「唐招提寺への道」 [淡彩スケッチ]
薬師寺、東院堂を出て、さらに境内を歩く。昭和59年に復元された中門を抜けると、昭和56年に復元された西塔、昭和51年に復元された金堂が伽藍を形成していた。朱色まだ鮮やかで、東塔の黒ずんだ姿は堂々とした歴史の重みを現していた。当時、講堂は老朽化による取り壊し、建設中で、金堂には重文・金銅薬師三尊像が安置されていた。お参りを済ませ、唐招提寺へと向かった。
唐招提寺への道:1 はがき大
小春日和に中、周りの景色を楽しみながら歩く。
唐招提寺への道:2 はがき大
途中小さな川に出会った、間違いなければ「秋篠川」だろうと思われた。
順路は逆となるが、和辻哲郎・著「古寺巡礼」の中で、法華寺から佐保・佐紀路を通り、唐招提寺へ向かう途中の景色を、次のように表している。大正と平成とでは時代は違うが、この辺りの風景は、そんなに変わっているとは思われないので、次に抜粋を紹介する。
「・・・法華時村を離れると道は昔の宮城のなかにはいる。奈良と郡山の間の佐保川の流域(昔の都)を幾分下に見渡せる小高い畑地である。遠く南の方には三輪山、多武の峯、吉野連山から金剛山へと続き、薄い霞のなかに畝傍山・香久山も浮いて見える。東には三笠山の連山と春日の森、西には小高い丘陵が重なった上に生駒山。それがみな優しい姿なりに堂々として聳えている。堂々としてはいても甘い哀愁をさそうようにしおらしい。ここになら住んでみようという気も起こるはずである。・・・」
この絵も秋の季節かなと思う。 やはり紅葉する秋が絵になりやすいのかな。
by enosan (2007-11-16 10:33)
スケッチいいですね。長年カメラばかり担いでアホみたい。
絵を描く趣味の世界を忘れてマージャンばかりしてました。
by (2007-11-16 10:48)
セイミー さん
nice & コメント、ありがとうございます。
絵がご趣味であれば、またお始めになったらいかがですか。対象の切り取り方とか、いろいろとお互いに共通したところがありますから。
また、きっと、道具もそのままお持ちでしょうからお勧めしたいです。私も、仲間が増えたら嬉しいなあ。時々でも、ご訪問いただき、ご意見、コメントでお寄せいただければありがたいです。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-16 11:14)
enosan
秋を除く季節の風景は、通常、緑、青、系の寒色が多く、また、冬の場合は、グレー系の色が多いので、黄色、赤、茶色系の暖色が現れる秋は、見た目も綺麗で、絵になりやすいと思います。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-16 11:27)
チャッピィー さん、ご訪問いただき、niceありがとうございました。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-16 11:50)
schnitzer さん、nice ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-17 06:29)
takagaki さん
nice いただき、ありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-17 17:28)
S・N・O さん
nice ありがとうございました。
by よしあき・ギャラリー (2007-12-31 21:33)