ご覧いただきありがとうございます。
近時、手の不自由が増してきて、不満足な絵が多くなりました。
絵に対する姿勢をより自由にしたいと考えています。
出来上がった絵を掲載するので更新は不定期になろうかと思います。
ご了承ください。
柿の実 [水彩画]
今はもういないが、私の母の実家は山間の農家だった。子供の頃、兄弟二人でよく遊びに行った。秋は楽しみが多い。果実が実る、よく山へ入った。段々畑の隅に柿木があり赤い実をつけていた。2個盗った。「よし、お兄ちゃんが食べてみる」
さあ、この柿は甘いか渋いか。 ハガキ大
「甘いよ、お前も食べろ」 ハガキ大
たわいない子供の頃の会話である。
カキノキ科の落葉高木。高さ10メートルに達する。葉は革質。6月頃黄色四弁の雌花と雄花をつける。雌雄同株、果実は黄赤色、大型の液果で、甘柿と渋柿があり、生食用、また干柿とする。材は器具用・建築用。また若い果実から渋をとる。東アジア温帯固有の果樹で、長江流域に野生、日本に輸入されて古くから栽培。(広辞苑より)
「里古りて柿の木持たぬ家もなし」 芭蕉
「歯にしみて秋のとどまる熟柿かな」 蓼太
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」 正岡子規
名句も多い。
私の実家も田舎で米柿みかんキウイなどをつくっています。
子供の頃は柿が色づく前からよく食べたものです。
これは富有柿かな?やや黒みがかった赤色実にいい色が出ている。
かぶりつきたい衝動にかられる。
by enosan (2007-10-31 09:31)
enosan おはようございます。
nice & 嬉しいコメントをいただきありがとうございました。色づく前から食べた気持ちよく分かります。子供の頃は、なにか、いつも飢えていたような気がします。
by よしあき・ギャラリー (2007-10-31 11:05)
takagaki さん、niceいただきありがとうございます。
by よしあき・ギャラリー (2007-10-31 17:37)
先日、母親が亡くなったので実家には父親しか暮らしておらず、会社帰りに様子を見に行くのですが、実家の庭になっていた柿を収穫したとかでテーブルの上によしあきさんの絵のような柿がおいてあったのを見てきたばかりでした。
絵を拝見させていただき、柄にもなくちょっと父親に孝行せねばと思ってしまいました。
ありがとうございました。
by schnitzer (2007-10-31 22:05)
schnitzer さん
母上様がお亡くなりになったのですか。何時かはあることとは言え、お寂しいことでしょう。お悔やみ申し上げます。私は、父親を早くに亡くし、母親は長生きしてくれたのですが、亡くなって、はや10年になります。亡くなってみると、悔いばかりが残るものですね。これで十分というものではないですが、お父上のこと大切にされますように。
順序が逆になってしまいました。nice & コメントありがとうございました。
by よしあき・ギャラリー (2007-11-01 06:38)